講座について

家庭教育学導入について●●●●●●●●●●●●●

「こども」という存在について正しい知識を持ち、 家庭教育の基礎を身につけていきましょう

家庭教育学導入

Basic course

子どもは、昨日の自分から成長するために常に自分が乗り越えるべき課題を探しています。―見すると遊んでいるように見える行動にも自己の発達に関わる要素が含まれているのです。親がそのことに気づき発達に沿った遊び(課題)を明確にしてあげることで、子どもに備わっている本来能力が目を覚まし、驚くほどのスピードで成長していきます。ただし、子どもの発達段階を知り、発達の課題に即した環境を整えるためには、「こども」について大人が正しい知識を身につける必要があります。家庭教育学講座を受講される前に家庭教育学導入(動画)で学習の土台を身につけましょう。

講座内容

「家庭教育学導入」は、全ての学びの基礎になる講座です。 ここでは、成長期における正しい食事のとり方や、質の良い睡眠、五感を使った遊びの重要性などについて学びます。 他に、発達初期の子どもの知性の働きを高めるために、感覚を使った学習や、神経回路の構築に欠かせない運動の事本を勉強していきます。

家庭教育学基礎について●●●●●●●●●●●●●

「子どもは昨日の自分から成長するために
自分の乗り越えるべき課題をいつも探しています。」

家庭教育学基礎

Basic course

家庭教育学は全ての学びの導入にあたる講座です。ここでは、子どもの発達段階を親が正しく捉えるために必要な「科学的視点」についてや、子どもの鋭敏期(いとも簡単に物事を吸収してしまう時期)に合わせた「環境の構成」について詳しく学びます。 乳幼児期は五感を使う遊びが学びの大半を占めています。五感を使った活動は紙の上での学び(抽象理解)の導入に必要な原体験となり、この感覚体験が抽象を理解するための手助となります。その意味でも、脳と手指の神経の伝達は子どもが早期に乗り越えなければならない大きな課題の一つであり、子どもの発達を見抜くうえでも子どもの手を使った活動範囲を把握しておくことはとても重要です。家庭教育学基礎講座ではこのような手先や五感を使った学びから、具体から抽象への理解の進めかた、人間の持つ知能の種類について詳しく学んでいただきます。

この講座の主な内容

児童観・自己教育力

数字を持って走る子供

本当の子どもの姿を知る

環境の構成

本を見せるお母さん

親の観察力・お手本の心得を学ぶ

鋭敏期

指を差すお母さんと子供

発達の初期段階で
出現する特殊な才能を知る

共存するための知性

母乳をあげるお母さん

変化する価値観の中で変わらない人間の欲求を理解する

最近接発達領域
多重知能理論

たかいたかいしてあげるお父さん

21世紀を生きる子どもたちに必要な本当の賢さとは何かを知る

講座内容

本講座では、大人主体の教育から脳科学をもとにした子ども中心の教育へとアップデートすると共に、発達を正確に把握するために必要な「科学的視点」、鋭敏期(いとも簡単に物事を吸収してしまう時期)に合わせた「環境の構成」、抽象理解の導入に必要な感覚を刺激する「感覚遊び」、模倣期に対応した「お手本の見せ方」など、子どもの発達についてさまざまな角度から学習していきます。

  • 〇子どもの成長の段階を知る
  • 〇児童観
  • 〇子どもに必要な三大要素
  • 〇運動性知能
  • 〇環境の整え方
  • 〇知性の土台「感覚」
  • 〇具体から抽象へ
  • 〇思考と試行
  • 〇賢さとは何か
  • 他…

上級講座について●●●●●●●●●●●●●

「読み書きや数の操作で知性を磨き 自分の頭で考える力を身につけます」

上級講座

Advanced course

小学生になるとすぐに黒板に向かって学ぶ「座学」が始まります。幼児期の間 に机で学習することが少なかった子どもは「学校は楽しいけど、勉強は嫌い」 といった苦手意識を入学当初から持ってしまいがちです。 思考力の土台ができる幼児期は、日常生活での経験がそのまま学習意欲へとつながっていきます。しかし、幼児期に読み書きの経験が少ない子どもは「学校は楽しいけど勉強は嫌い」と、就学後すぐに学習に対する苦手意識を持ちやすい傾向にあります。そのため、幼児期から座学での学習に慣れさせておくことも、体を使った遊びと同じくらい大切です。ただし、やみくもにドリルをやらせても意味はありません。子どもの発達段階を見極め、成長に合わせた学習内容に大人が調整する必要があります。そうすることで、子どもの学習に対する意欲が開花し、勉強への苦手意識を持つことはなくなるでしょう。

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この講座の主な内容

数字を持って走る子供

抽象的・論理的思考を獲得する

本を見せるお母さん

言葉を技術としてとらえる

指を差すお母さんと子供

思うように自分の身体を コントロールできるようにする

言語教育

ことばはこの世界を知るために必要なカギです。言語を習得する乳幼児期に、親の語り掛けが質・量ともに優れたものであることで、その後の子どもの「考える力」に大きな差が生まれます。 コミュニケーション能力が必要とされる時代においてLanguage Arts(ランゲージ・アーツ)の重要性は年々高まるばかりです。言語=技術として親が教えることで子どもの論理的思考が身に付きます。そのことは考える力の裏付けとなり、今後あらゆる分野での学びの土台となるでしょう。

講座内容

言語化思考

自分の考えを的確にことばで伝えることのできる能力は、乳児期の親からの語りかけや、幼児期の親との会話の中で形成されます。ここでは、人間がどのようにことばを獲得していくのかを学びます。

  • 〇言語を獲得するまで
  • 〇メタ知識
  • 〇正しく世界を知るために
  • 〇概念学   …他

言語地図の描き方

ことばを育てるには、親が子どもの語彙数を正確に把握しておく必要があります。語いの繋がりを強固にし言語地図を通して子どもが自分の考えをことばで伝えられるよう援助できる方法を学びます。

  • 〇なぜ言語が必要なのか
  • 〇言語の地図をつくる
  • 〇抽象の理解
  • 〇見えないものを理解する   …他

親に必要な言語スキル

ことばは知性の土台になるだけではなく、円滑な人間関係を構築するために必要な力です。自分の思いを的確に相手に伝えるためにTPOに合わせた言語技術を幼児期から身につけさせてあげましょう。

  • 〇言語を技術として捉える
  • 〇Language Artsの重要性
  • 〇楽しくなければことばは育たない  …他

算数教育

この世界に「1」というものは存在しません。「1」という数字、すなわち抽象を使ってこの世界を切り取っているのです。抽象を理解する能力は、人間の 脳の仕組みの中でも特別なものであり、この能力は知能の高さと比例しているといわれています。 算数は抽象性が高くイメージしづらい分野なため、子どもが苦手意識を持ちやすい教科でもあります。 抽象を理解するために必要なことは、乳幼児期に具体の経験を多く持たせることです。五感で吸収したイメージ(具体の経験)は、算数などの抽象性の高い教科で特に発揮されます。このことを親はしっかりと理解し、日常の中で楽しみながら数の世界へ導いてあげましょう。

算数教育

講座内容

算数教育基礎

幼児期の算数への導入は間隔を用いて具体を選び、抽象に導くことが算数教育の土台になります。ここでは、具体から抽象への理解がスムーズに移行できるよう子どもの気持ちになって数の世界を体験してもらいます。

  • 〇数学的精神とは
  • 〇具体から始まる数の世界
  • 〇身近な数字   …他

数の操作

幼児期の子どもは既に感覚的体験から数の概念を身につけています。次に、具体の経験を数字や数詞といった抽象に引き上げるために必要な数の操作について学んでいただきます。「数の世界は楽しい」子どもたちにそう思ってもらえるようなお手本を目標にしましょう。

  • 〇十進法
  • 〇足し算、掛け算
  • 〇引き算、割り算
  • 〇偶数、奇数   …他

教材を作る

算数教育上適した教材はたくさんありますが、数や図形を具体で扱う段階の幼児期は遊びの中で楽しみにながら教材をつくる過程で数や図形のイメージを取り込んでいくことができます。 就学前の子どもと一緒に算数教育に適した教材の作り方をここで学んでいきましょう。

検定・資格制度について●●●●●●●●●●●●●

検定について

Learner certification

家庭学習指導者検定

家庭教育学基礎修了者を対象に家庭学習指導者検定を受けることができます。
出題範囲は家庭教育学基礎講座で学んだ内容です。
乳幼児期の子どもの発達に必要な環境を整備するための知識を判断するためものです。
家庭教育学を学ぶ上での発展や目標、自己採点にご活用ください。
※親の資質を問うものではありません。
※この検定は公的な保育士資格・幼稚園教師資格とは性格が異なります。
〇検定資格:家庭教育学導入・家庭教育学基礎を受講された方
〇検定方法:筆記試験(家庭教育学導入・言語教育から出題、小論文)
〇検定料:3,000円
〇出題範囲:家庭教育学基礎
〇試験日:年2回の実施日
※「家庭教育学 講師科」にお進みになる予定の方は、受講申し込みの際、合格時に発行された指導者番号が必須になります。

親子の画像

資格制度について

Qualification system

HN研究所正会員

家庭学習指導者検定合格者にはHN研究所正会員の資格が授与されます。 研究会やイベントなど、開催内容によって参加費用の減額などを受けられることもございますので、合格証は無くさないよう大切に保管してください。 ※HNは「子育てを科学するHumanNature研究所」の略で使用します。

HN研究所正会員

地域認定講師

講座内容:家庭教育学 講師科目
受講対象:家庭学習指導者検定の合格者及び上級講座の修了者
家庭学習指導者検定に合格され上級講座も全て受講された方は研修会への参加に申し込むことができます。研究課程を終え面接に合格された方はお住まいの地域で開講することが可能になります。 この講座への申込は、このサイトからはできません。 家庭学習指導者検定合格証とともに送付された「家庭教育学 講師科目」の案内をご確認のうえ、お手続きを行ってください。

地域認定講師
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